インビザラインのメリット(取り外し可能)
インビザラインは取り外しができるので、メリットの多い治療です。
そこで今回はインビザラインの取り外し可能なメリットについて詳しくご紹介します。
【取り外しができることで歯磨きしやすい】
ブラケットを使用している装置は装置やワイヤーの間に食べ物が挟まりやすいことがあります。
外出先などで繊維質のものを食べることを避けるなど食事に関して少し気を使わなければいけないことがありました。
また、歯磨きの時にもブラケットやワイヤーの間に入り込んだ食べ物は歯ブラシで落としにくく、歯ブラシだけでなく、毛先が三角になったタフトブラシなども併用しないと汚れが落としにくいことがあります。
インビザラインの場合には、食事の際にはマウスピースを取り外しできるので、歯磨きは今まで通り行うことができ、ブラケット矯正に比べて、歯磨きしやすいメリットがあります。
【取り外しができることで食事しやすい】
ブラケット装置の場合には、ブラケットの周りについてしまう『もち』や『キャラメル』は装置についてしまい、取れなくなる可能性があるので避けた方が良い食べ物です。
また、装置に負担がかかりやすい硬いおせんべいなども大きいまま強い力でかむと装置が外れることがあるのであまり硬いものは避けるなど工夫が必要です。
そして、お刺身やレタスなどの食物繊維の多い食べ物は装置の間に食べ物が挟まってしまい取れにくいので、外出中などは気になる方が多いです。
インビザラインの場合には取り外しができるので、食事の制限がなく、今まで通り食事を楽しむことができます。
【取り外しができることでマウスピースを清潔に保ちやすい】
インビザラインは1つのマウスピースの期間が一週間~10日程度であまり長くないことも特徴です。
長い期間ではないのでマウスピースを清潔に保ちやすいこともあります。
また、食事の時にマウスピースを取り外して食事ができるので食べ物が装置につくこともなく、マウスピースを清潔に保ちやすいです。
【インビザラインのはめ方】
インビザラインは取り外しができますが、取り外した後自分でマウスピースを装着します。
マウスピースが少しでも浮いていたりして、きちんと正しい位置に装着できていないと適切な効果が得られません。
インビザラインの装着は慣れるとそれほど難しいものではありませんが、最初は少し戸惑うこともありますが、コツをつかむと簡単です。
インビザラインをはめる時には前歯から合わせて、指で押したあとに奥歯をはめていきます。
奥歯は外側から内側に向けて押すと装着できます。
最初慣れるまでは鏡を見ながらインビザラインをはめていきましょう。
はめる時には、はめたことを確認してからシリコンゴムの『アライナー・チュウーイ―』をかんでしっかりはまっているか確認します。
【インビザラインの取り外し方】
インビザラインは奥歯の内側に指をかけて外側に開くように押してください。
次に反対側の奥歯を外しましょう。
片方の奥歯が外れてすぐに前歯を外すと負担がかかってしまうので、左右両方の奥歯を外した方が良いです。
両方の奥歯が外れたらあとは前歯に残っている部分なので、前歯の内側と外側を挟んでマウスピースを外しましょう。
ネイルなどで爪が長いと取り外しがしにくいことがあります。
そのような時には『アライナー・リムーバー』というマウスピースを取る器具を使用して取ることもできます。
アライナーリムーバーは内側にかけて外します。
インビザラインは取り外しができるので、食事や歯磨きなど今まで通りに行うことができてメリットの多い治療です。
矯正治療で生活スタイルをあまり変えたくないという方におすすめの治療方法です。