マウスピース矯正とは?
金属の装置の見た目が気になって矯正を躊躇していませんか?
見た目も透明で周りの人にほとんど分からず、食事の際も今まで通り食べることができる『マウスピース矯正』があります。
見た目が気になって矯正をしていなかった方もマウスピース矯正であれば見た目を気にすることなく治療ができます。
そこで今回はマウスピース矯正について詳しくご紹介します。
【マウスピース矯正とは?】
マウスピース矯正とは、一週間~10日間を1ステージとして透明のマウスピースをはめて少しずつ形のちがうマウスピースを段階的に変えて歯を動かしていく矯正方法です。
【マウスピース矯正のメリット】
・透明なので目立たない
マウスピース矯正に使われる素材は透明で薄いので、お口の中にはめていても周囲の人に気づかれることなく矯正治療を進めることができます。
矯正期間中も見た目が自然なので、見た目の自然さを損ねずに治療できることはマウスピース矯正の大きなメリットです。
・今まで通り食事ができる
取り外しができるので、食事の時間は取り外して今まで通り好きなものを食べることができます。
ブラケットによる矯正の場合には装置につきやすい『もち』や『キャラメル』などは避けた方が良いですし、硬いおせんべいなども装置が外れてしまう原因になることがあるので、避ける必要がありますが、マウスピース矯正であれば気にせずに食べることができます。
また、挟まり易い繊維質のものも問題ないので、物が挟まって気になり外食をしなかった方も気兼ねなく外出できるでしょう。
・歯磨きしやすい
マウスピースを取り外しができるので、装置に物が挟まりやすく、磨きにくいということがなく歯磨きがしやすいです。
歯磨きですっきり汚れを落としやすいので、虫歯や歯周病のリスクが少なくブラケット矯正に比べてお口のトラブルも少ないです。
・ライフイベントの時に笑顔になれる
結婚式や写真を撮影する大切な時にはマウスピースを取り外すことができます。
大切なイベントの時には装置を外して楽しみ、終わったら装置をつけましょう。
【マウスピースのデメリット】
・マウスピースをしている時には飲食できない
マウスピースはぴったりとした設計になっているので、歯に汚れが着いたまま装着すると虫歯のリスクが高くなります。
そのため、食事ごとに歯磨きが必要なのですが、ちょっとした『おやつ』や『つまみ食い』などでもその都度マウスピースを外して歯磨きが必要です。
逆にこのために間食が面倒になり、「ダイエットになった」という声もよく聞かれます。思わぬメリットですね。
また、飲み物に関しても糖分が入っていると虫歯になりやすいので装置を外す必要があります。
虫歯のリスクではないですが、コーヒーやお茶もマウスピースに着色がついてしまう原因になるので、装置を外してから飲むようにしましょう。
・決められた時間装着しないと適切な効果が得られない
マウスピース矯正の種類によって少し時間は前後しますが、多く普及しているマウスピース矯正の装着推奨時間は20時間以上です。
基本的には『歯磨きと食事の時間以外は装着』します。
マウスピースは取り外しができるので、推奨時間をしっかり守らないと適切な効果が得られず矯正期間がのびてしまうこともあります。
自己管理をしっかりできるかが矯正結果にも影響があります。
そのため、決められた装着時間をしっかり守ってマウスピース矯正を行いましょう。
マウスピース矯正は見た目も自然で歯磨きや食事も今まで通り行うことができますが、決められた時間装着しないと適切な効果を得ることができません。
自己管理をしっかりして、歯科医院と連携してマウスピース矯正を進めていきましょう。